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伊藤 太郎
Ito Taro
ADRESS 品川区豊町5丁町
TEL 03-3783-4630
  • 版木を重ねて、美人画、役者絵、風景画など、様々な種類の浮世絵を摺りあげていく仕事です。まず始めに版木の絵の部分に薄く糊を置き、次にブラシの上に筆 で絵具を置き、ブラシで版木に色を刷り込みます。それぞれの色合いや、ぼかしの技法など熟練の技が必要です。この道50年のベテランの技が、最大で100 色、つまり100枚以上の版木を重ねて摺りあがる作品も、寸分のずれもなく美しく、江戸時代から続く浮世絵芸術を再現します。

 

 


 
 
 
榎本 宣道
Enomoto Norimichi
ADRESS 大井1丁目
TEL 080-3000-4947
  • 榎本さんは、品川区内2か所を含む公共施設、大学、寺院など15ほどの教室で約150名の生徒に仏像彫刻の作り方とその楽しさを指導しています。その仏像 は伝統的な技法を基本としつつ、現代的な要素も多少織り込む自由さが見られます。仏像の顔は左右対称にすると神聖さを増すので、十分に時間をかけます。区 内では二葉町の相慈寺に阿弥陀仏如来坐像を納作しています。また、NPO法人を設立し、生徒と一緒に彫った500体以上の仏像を東日本大震災の被災者に寄 贈するなどの活動も積極的に行っています。     

 

 


 
 
 
大石 稔
Oishi Minoru
ADRESS 品川区南大井1丁目
TEL 03-3762-2289
  • 最近ではカーボン製の釣り竿が主流ですが、竹を使って和竿を作っています。旧浜川町の釣り道具店に生まれ、昭和46年頃より父親から技を習い始めました。 和竿作りは、九州や千葉から取り寄せた竹を、竿の元、中、先などの部分にふさわしい「しなり」や「堅さ」を見極めるところから始まります。炭火で焼き、曲 りを直し、つなぎ部分を加工。いくつもの工程を経て約3か月で仕上げます。後進の育成も兼ねて竿作り教室も開講しています。     

 

 


 
 
 
鎌田 民夫
Kamata Tamio
ADRESS 品川区西品川1丁目
TEL 090-3220-2299
  • 平成4年に父親のもとに入門し、平成15年に家業を受け継ぎました。骨董修理の仕事は、長火鉢、箪笥、ちゃぶ台などの木製品の修理・再生、銅器や陶器など のこわれた骨董品を、再組立てしたり、不足の部品を作って補修したりします。家具の組み立て、彫刻、彫金、漆塗など、何でもできなければなりません。ある 意味では、万能選手である必要があります。古いものをリサイクルして使う、今話題の「エコロジー」な仕事の元祖ともいえます。     

 

 

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川辺 勝久
Kawabe Katuhisa
ADRESS 品川区南品川5丁目
TEL 03-3471-6116
  • 現在「カットグラス」と呼ばれているのが切子です。江戸時代に完成された技術を現代に伝える江戸切子に取り組んで、はや38年が経ちました。江戸切子は透 明なガラスの器の表面に赤や青の色ガラスを被せ、円盤状のヤスリでカットを施して作ります。カットは深く鮮明で正確で、仕上がりがはっきりとして華やかな ことが特徴です。幾何学模様の線や溝の深さ、全体のバランスなどを、器の内側から見ながら表面を彫っていく、という難易度の高い仕事です。  

 

 


 
 
 
黒木 昭夫
Kuroki Akio
ADRESS 品川区西五反田7丁目
TEL 03-3493-7255
  • ろくろを使って作る木工品を木工挽物といいます。四角柱の木材に刃物をあててろくろを回して丸い形を作り出します。ろくろの歴史はとても古く、仏教伝来か ら始まったと伝承されています。イスの脚や引き出しのつまみ、おもちゃの独楽まで、丸い形であればどんなものでも製作可能。昭和35年入門。伝統の技を子 どもたちにも身近に感じてほしいと思い、イベント時には独楽を作り、子どもたちに色付けをさせて持ち帰ってもらっています。

 

 


 
 
 
剱持 博
Kenmochi Hiroshi
ADRESS 品川区豊町5丁目
TEL 03-3771-8903
  • 昭和39年に入門。先代である母親から手ほどきを受けました。和裁とは、和服を縫って仕立て上げること。一口に和服といっても、留袖、振袖、訪問着、長襦 袢、ゆかた、袴など、着る人の背丈に合わせるのはもちろん、着物としての格によって微妙に仕立て方が異なったり、刺繍や絞りなど特殊な素材を使う場合など もあり、高い緻密な技術が求められます。また、男性が縫うと「男縫い」といって、しっかりしたものが出来るといわれています。

 

 


 
 
 
笹原 木実
Sasahara Konomi
 
 
  • 笹原さんは着物を装飾する日本刺繍の仕事をしています。昭和52年の入門で、平成10年に独立しました。
    日本刺繍は室町時代から始まりました。薬400色の絹糸や金糸、銀糸を使い、管繍、刺し繍、相良繍など20種類の縫い方を使って、模様を作り出します。日 本刺繍には、京繍、加賀繍、江戸繍があります。笹原さんは江戸繍で、着物や帯、バッグなどに装飾するのに加え、額絵も作り、外国でも発表しています。

 

 


 
 
 
佐野 文夫
Sano Fumio
 
ADRESS 品川区中延4丁目
TEL 03-3786-0373
 
  • 書画の作品を掛け軸にするのが表具師の仕事です。昭和42年入門、3代目として家業を継ぎました。表具の仕事で一番神経を使うのが、お客様からの預かり物を扱う、ということ。
    お預かりした作品を、補強と皺取りのために薄い和紙を裏に貼って「裏打ち」をします。これを土台となる布地に貼り、それぞれの書画に相応しい模様の布地を選んで書画の上下に貼り、軸を取り付けて「掛け軸」」の形に仕上げていくという、芸術性の高い仕事です。

 

 


 
 
 
シマムラヒカリ
Shimamura Hikari
 
ADRESS 品川区平塚1丁目
TEL 090-3592-5091
 
  • 土で形を作り、釉薬を施し、高温で焼き上げる工芸が陶芸です。縄文時代の土器に始まり、大陸の影響を受けながら日本独自の進化をし絶えることなく続いてい るこの陶芸に魅せられ、シマムラヒカリは作家になりました。手捻り・タタラ・轆轤などの成形技法と、絵付け・象嵌・練り込みなどの装飾技法を用い、日常の 器やインテリアなどを制作しています。胎土に絵や文様を彫って凹みを作り、そこに異なる色の土を埋め、表面をなだらかにする行程を経て完成させる象嵌技法 を得意としています。  

 

 


 
 
 
下田 洋靖
Shimoda Hideyasu
 
ADRESS 東五反田1丁目
TEL 03-3441-9005
 
  • お祭り提灯などに文字を書き入れる仕事です。昭和57年入門。家業を引き継ぎ、3代目になります。凸凹のある提灯の中に突っ張り棒を入れて凸凹を少なく し、木炭で輪郭をとり、墨で文字を書きます。「江戸文字」、歌舞伎の「勘亭流」、相撲の「相撲文字」、寄席の「寄席文字」などを一字一字書き込んでいきま す。また家紋を入れることも多く、約1万種の家紋から正確に、かつデザイン性も考慮しながら、美しくバランスよく書き込みます。

 

 


 
 
 
新保 欽二
Shinpo Kinji
 
ADRESS 品川区西中延3丁目
TEL 03-3783-4547
 
  • プロが使う理美容鋏は、鋏の中で最高の切れ味が求められます。その切れ味は、ふつうの鋏の数倍といわれています。髪の毛は想像以上に硬く、「銅線と同じく らいに硬い」と言われています。ですから片方の刃だけでうぶ毛が剃れるほどの刃をつける必要があるのです。昭和34年に入門、2代目です。打ち鋏製造は品 川の地場産業でしたが、今その仕事を受け継いでいるのはわずか数件。品質へこだわりを大切にして地場産業の伝統を守っています。

 

 


 
 
 
鈴木 裕二
Suzuki Yuji
 
ADRESS 品川区豊町5丁目
TEL 03-6426-2811
 
  • 鈴木さんは、創業百年を超える江戸すだれの四代目です。昭和47年の入門で、素材選別から商品製作まで、一貫して行い、糸を一本一本繰り、編み上げていく 作業には、昔ながらの道具や技法が継承されています。手作りだと素材の状態に対して編み加減を微妙に調整できるので、出来上がりによじれがなく、美しく長 持ちします。また、最近では洋室のインテリアに使われることも多く、最先端の加工技術も取り入れ、お客様のニーズに合わせた寸法とデザインで作ることも可 能です。

 

 


 
 
 
関 一夫
Seki Kazuo
 
ADRESS 品川区中延4丁目
TEL 03-3786-2211[HP]
 
  • 今や銀を素材に置物などの室内装飾品などを作っています。昭和25年にこの道に入り、錺職(かざりしょく)の技を磨きました。家業としては2代目。米寿を 迎えた年に先代の名を継ぎ2代目武比古となりました。「貴金属美術工芸品を、ひろく人々に」と、伝統工芸の熟練の手技法に新しい技術をとり入れて作品を手 がけた先代の志を受け継ぎ、置物やレリーフなど、東京に集まる外国人の方はもとより、海外の方からも高い評価を集めています。

 

 


 
 
 
関 勝利
Seki Katsutoshi
 
ADRESS 品川区中延4丁目
TEL 03-3786-2211[HP]
 
  • 平成2年11月入門、家業としては3代目。2代目関武比古の父から技法を受け継いでいます。高温に熱してからゆっくりと冷ました銀板を金鋸で切って大まか な形と作り、それを金槌で叩いて形を作っていく、鍛造(たんぞう)と呼ばれる技法に属します。銀は金槌で叩いているうちに焼きが入って堅くなりますので、 粘りを出すために焼き鈍しを繰り返して、仕事を続けます。形が出来上がった後に、ヤスリなどで表面を磨き整えて仕上げます。

 

 


 
 
 
高橋 紀子
Takahashi Noriko
 
ADRESS 品川区南品川4丁目
TEL 090-9807-2540
 
  • 高橋さんは着物を縫って仕立てる和裁の仕事です。平成7年入門で、平成15年に独立しました。和裁は、留め袖、振り袖、訪問着、長襦袢、羽織、ゆかた、は かま等を着る人の背丈に合わせて裁断し、手で縫う仕事です。手で縫うため着物の仕立て直しの時に簡単にほどくことができます。男の師匠に習いましたので、 女性でも「男仕立て」を習得しました。着崩れのしないしっかりしたものができます。厚生労働省認可ものづくりマイスターです。

 

 


 
 
 
田中 勝重
Tanaka Katushige
 
ADRESS 品川区東大井6丁目
TEL 03-3761-3933[HP]
 
  • 漆塗のお椀やお盆などを作っています。昭和45年にこの道に入りました。漆塗は古代から日本独特の技法で、英語で漆のことをJapanというぐらい世界中 で有名です。木製の食器などの塗装をする仕事で、下地塗り・乾燥・研ぎ出し、中塗り・乾燥・研ぎ出し、仕上げ塗り・乾燥の手順で仕上げます。乾燥させるた めには適度な湿度が必要で、漆風呂と呼ばれる室に入れます。ものによっては中塗りを何度も繰り返す、大変手間のかかる仕事です。

 

 


 
 
 
蔦 勇作
Tsuta Yusaku
 
ADRESS 品川区大崎2丁目
TEL 03-3491-9926
 
  • 鉄やステンレス、真鍮などの針金で金属の網を編む仕事です。昭和2年に入門、父親から手ほどきをうけ、昭和49年に2代目として家業を引き継ぎました。細 い針金で網を製作。家庭で使う台所用の籠や餅網から、プロのメッキ屋さんが使う業務用の籠類など、どんな形でも作ることができます。機械製品には無い手づ くり金網の魅力は、温もりと頑丈さです。何でも使い捨てる現代に、物を大切にする心がけも一緒に伝えたいと思っています。

 

 


 
 
 
成沢 泰昭
Narusawa Yasuaki
 
ADRESS 品川区西品川3丁目
TEL 03-3491-1604
 
  • 着物の絵柄を手で描く仕事です。
    縁取りされた柄に色を差す仕事だけを行う通常の友禅師とは異なり、絵柄のデザイン、糊(真糊)置きから、色差し、地色染め、糊落しまでの全行程を一人で行うことを特徴としています。
    友禅の魅力は、最初に置いた糊を最後に落とすので、その部分が白く抜けて、模様の外側に白い輪郭ができて、模様が柔らかな雰囲気に仕上がるところ。
    先代の父親から手ほどきをうけて42年。和の美を現代に伝えています。               

 

 


 
 
 
林 正次
Hayashi Masatsugu
 
ADRESS 品川区二葉2丁目
TEL 03-3782-1821[HP]
 
  • 昭和30年に入門、家業としては2代目です。古くから桐材は高級箪笥の素材とされています。というのも国内産の木材の中で最も軽く、適度の通気性があり、 桐自体に虫がつかず衣類の保管に適しているからです。また耐久性に富み、火事になっても内部に火が入らない、古くなっても削り直せば新品同様になるなど、 とても優れた箪笥です。桐箪笥の製作には釘は使わず、ウツギという木製釘を使います。作業のほとんどは鉋を使い仕上げます。               

 

 


 
 
 
林 英知
Hayashi Hidenori
 
ADRESS 品川区二葉2丁目
TEL 03-3782-1821[HP]
 
  • 林正次の後継者、林箪笥店の3代目です。昭和63年にこの道に入りました。作業のほとんどで鉋(かんな)を使うので、桐箪笥の製作技術で最も重要なことは 「鉋の扱い」です。引出しなどの寸法をぴったり合わせるために、何度も出し入れしながら鉋で少しずつ削り、隙間なく、しかもスムーズに出し入れできるよう に作ります。一つの引出しを出して入れると、他の引出しが空気圧で出てくる、それぐらい正確に作らなければならない仕事です。

 

 


 
 
 
藤山 千春
Fujiyama Chiharu
 
ADRESS 品川区大井6丁目
TEL 03-3771-3201
 
  • 和32年に入門。草木染とは、花や木の実、草の葉や根など、天然の植物を煮だして色素を抽出して糸を浸けて染め、明礬(みょうばん)などの媒染剤を使い 安定させる技法です。手織は寛永の三大名妓吉野太夫に京の豪商が贈ったと言われる、名物裂の一種「吉野間道」が基本です。浮織を経緯太縞細縞と打ち込む独 特の風合。美しい自然の草木染の色彩と間道の組織の調和をとり、現代に通じる着物や帯の美を追い求めた創作活動を行っています。

 

 


 
 
 
藤山 優子
Fujiyama Yuko
 
ADRESS 品川区大井6丁目
TEL 03-3771-3201
 
  • 藤山優子さんは藤山千春さんの後継者です。平成17年入門です。日本古来から伝わる天然染料、藍(あい)、日本茜、矢車玉、槐(えんじゅ)、臭木、紫紺 (しこん)、楊梅(やまもも)などの木の皮、根、実やコチニールといった動物染料を煮出し、絹糸を染めます。経緯のずらしやぼかしの技法で、浮織りの名物 裂である吉野間道にリズムや奥行を織り出します。様々な色糸の中から、調和のとれた美しい配色を考え、着物、帯を制作する工程は難しく、大変根気のいる仕 事です。

 

 


 
 
 
溝口 悌子
Mizoguchi Teiko
 
ADRESS 品川区西大井4丁目
TEL 03-3777-0045
 
  • 昭和27年に入門。「帯」専門に作っています。帯を仕立てるには、堅い布地でできた芯地を、布の中に入れて縫わなければなりません。帯の表布によって芯地 の堅さなどを選ぶ必要があります。袋帯や名古屋帯など、帯の種類によっても縫い方や仕立て方が異なります。どんな帯でも締める時にかなり乱暴に扱われるの で、しっかりした帯を作るための縫い方など、帯仕立てには独特の技法があり、和裁の中でも独立した技術が確立しているのです。

 

 


 
 
 
八木 時人
Yagi Tokihito
 
ADRESS 品川区西大井6丁目
TEL 03-5709-2556
 
  • 今も現役職人の父親に平成元年に入門。家業としては3代目になります。和裁は着る人の用途やスタイルに合わせて採寸。寸法を決め、柄合わせをしながら裁断 します。そして一枚一枚を丁寧に手縫いする、いわばオーダーメイドの衣服です。内掛や留袖から、訪問着袴など、正装のものからお洒落着、稽古着まで多種あ りますが、得意なものは「踊り用」。特別な仕立てが必要で、高度な技術が必要とされる、晴れの舞台の衣裳を手がけています。